LINE@×ステップメール!LINEステップの実力とは。

LINEステップでできること

「LINEステップとは」ではLINEステップの概要、既存のツールと比べていかに優れているかについて解説しました。
ここでは、LINEステップの機能及びそれを使うことでどんなことができるのかについて、もう1歩踏み込んでご説明します。

 

LINEステップの機能概要についてはやはり、公式が一番まとまっていますので、まだLINEステップの全体像がよく分からない!という方は先に下記リンク先に目を通してみてください。
ここから先はこれを補足する形で詳細解説をしていきたいと思います。
LINEステップ公式

 

LINEステップの主な機能:既存ステップメールサービスとの比較

LINEステップの売りは、

 

『今までメールマガジンでしかできなかったステップメール配信がLINEでもできるようになった!』

 

また、それと同時に、

 

『LINEならではの、売上げつながる新機能も満載!』

 

ということですので、まずは既存のステップメール配信サービスと比較することでLINEステップの全体像を掴んでみましょう。
下の表をご覧ください。

 

機能 LINEステップ アスメル
ステップ配信機能

メルマガ配信機能(一括配信機能)

予約配信機能

フォーム作成機能

×

名前自動挿入機能

登録者確認機能

登録者個別対応機能

×

クリック率&開封率測定機能

△(×)

画像配信機能

△(×)

ステップシナリオ分岐機能

×

スタンプ送信

×

 

メールマガジン並びにステップメールは過去から有効性が実証されていますので、それを反映してステップメール配信スタンドも数多く存在しますが、
ここではその中でも、ステップメール配信スタンドの老舗であり現在も高い評価を受け続けている、『アスメル』と主要機能を比較しています。

 

細かいところまで挙げるときりがないので、アスメルの詳細が知りたい方は下記リンク先をご確認ください。
参考(外部リンク):元祖ステップメールのアスメル

 

表の機能のうち、ステップメール配信スタンドとして最低限必要なのは上の3つです。
当然両者ともに対応していますが、今までLINEでこれを実現するのは非常に困難だった・・・というのは今回の主題からは外れますね。スミマセン。

 

それ以外にも、両者それぞれに様々な機能がありますが、表を見ていただいても分かると通り、アスメルにあってLINEステップにない機能も存在します。
目立つところだとフォーム作成機能がそれですね。
ただし、私の主観も入りますが、この機能を基本機能として備えていないことはそれほど大きな問題ではないと思っています。

 

一方、LINEステップにあってアスメル(並びに他のステップメール配信スタンド)にない機能。
これは大きいです。最終的な売上を大きく左右すると思います。

 

ここからはその理由を含め、各機能の詳細について解説していきましょう。

 

ステップ配信機能、メルマガ配信機能、予約配信機能

ステップメール配信スタンドの基本機能であるこの3つはまとめて解説してしまいます。
一番大事な機能ではあるのですが、各サービスで大きく差があるものではないですからね。

 

ステップメールの機能をどう説明するのが分かりやすいか悩んだのですが、プロに任せるのが一番との結論に達しました(笑)
というわけで、アスメルがYOUTUBE上に公開している動画をご確認ください。

 

肝は、多くの人ができていない「販売後の顧客フォロー」や「見込み顧客への売り込み前アプローチ」の自動化、
もっと言えばそれによる顧客との関係性構築です。

 

一度あなたの商品を買ってくれたお客様は、あなたの扱う商品ともっとも属性の近い、「濃い」顧客であり、かつ、あなたから商品を購入することに抵抗が少ないと考えられます。
これを1回きりの客にするのは非常にもったいない。

 

また、逆に相手がまだあなかから商品を購入する前の見込み顧客であった場合。
自分の立場で考えて、初めてのメールを開いたらいきなり売り込み。これで買う気になるでしょうか。安心して買えるでしょうか。

 

これらは考えれば当たり前のことですが、それができていない人が非常に多いです。
何故か?というと、そもそもその意識がないという人もいるのでしょうが、それ以上に

 

アプローチするべきリスト(顧客、見込み顧客)が増えれば増えるほど、物理的に管理が追いつかない!

 

ということなのだと思います。
10人くらいなら個別フォローもできるでしょうが、これが100人になるともう無理ですよね。

 

これを自動化し、1,000人に対してでも10,000人に対してでも段階的なアプローチ、フォローを可能にするのがステップメールということです。
LINEステップは国内最大級のアクティブユーザー数を誇るLINEプラットホームとして、これを初めて個人で運用可能なレベルで実用化しました。

 

 

では、メルマガ配信機能はどうでしょうか。これは従来通りのメルマガの形で、登録者全員に同じメールを一斉配信する機能です。
ステップメールはメルマガの発展系ですが、それがあれば従来のメルマガはいらないのか?というと決してそんなことはありません。

 

ステップメールはいつ登録した登録者に対しても、登録して1日後、3日後、1週間後・・・というように同じ段階(ステップ)を踏んでメール配信できる機能ですが、
例えば店舗のセール情報など、即時性の高い情報発信には向いていません。
このようなときはやはり、従来型の一斉送信機能が必要です。もちろん、LINEステップはこの機能も完備しています。

 

 

最後に予約送信機能ですが、これは分かりやすいですよね。
情報発信にはしかるべきタイミングがありますが、そのタイミングにいつもパソコン前にいられるわけではありません。
地味ながら必須の機能として、これももちろん用意されています。

 

 

このように、ステップメール配信スタンドに求められる最低限かつ最重要の機能は当然ですがLINEステップにも完備されています。ご安心ください。

 

フォーム作成機能

続いて、LINEステップにはなくアスメルにはある機能、フォーム作成機能について解説します。

 

フォーム作成機能は、「資料請求フォーム」や「お問い合わせフォーム」、「注文フォーム」などを簡単に作成できる機能です。
分かりやすいところで、本サイトにもお問い合わせフォームがありますね。
これらが商売に必要なものなのは間違いありませんが、

 

「じゃあ、フォーム作成機能がないLINEステップは駄目じゃん!」

 

となるかというと、そんなことはないのです。

 

なぜかというと、世の中には無料で、簡単にこれらのフォームを作成・利用できるサービスがたくさんあるからです。

 

これらはメールマガジンだけで使われるものではありませんし、それを考えても、
何がなんでもこの機能をステップメール配信スタンドが果たす必要はないわけです。
(できて悪いことはないですから、アスメルを否定しているわけではありませんよ!)

 

なお、本サイトのお問い合わせフォームは『フォームズ』で作成しております。
参考(外部リンク):メールフォーム無料レンタルのフォームズ

 

必要最低限のシンプルなものを採用していますが、カスタマイズも可能で、必要十分な機能を持っています。
他にも無料有料問わず、便利なフォーム作成サービスがありますから、LINEステップにフォーム作成機能が備えられていないことは大きな問題ではないわけです。

 

名前自動挿入機能

これだけ聞くとなんだ?となるかもしれませんが、地味に重要な機能なんです。

 

メールマガジンの件名や本文に、「○○様」と名前が入っていることがありませんか?
メールマガジンは登録アドレス宛に一斉送信されているわけですが、
ここに名前を入れることであたかも個別にメールを送っているような印象を与えることができ、登録者との距離を縮めやすくなります。
この作業を自動でやってくれるのが名前自動挿入機能です。

 

この機能ですが、表ではLINEステップを○、アスメルを△にしています。
これがなぜかについて説明しましょう。

 

 

まず抑えておかないといけないのが、どちらの名前自動挿入機能も、

 

「名前として登録された文字列を挿入するだけで、それが本名とは限らない」

 

ということです。むしろ、アスメルについては特に本名ではないことがほとんどでしょう。
メールマガジンの登録をするとき本名で登録することはあまりないですからね。捨てアドレスを使うことも多いですし。
LINEについても、ニックネームで利用している人が多いのではないでしょうか。

 

ではなぜ、LINEステップの方が優れていると言えるのか。
これはLINEステップとアスメルの機能の違い、というよりは、LINEとメールのプラットフォームとしての性質の違いに起因します。

 

先ほども触れましたが、メールマガジンの登録に本名を使う人は少ないです。
しかし、プログラムにその判別はつきませんから(ついても本名が分からないことに変わりはありませんが)、
名前自動挿入機能で扱うのもこの名前にならざるを得ません。

 

例として、加藤さんという人がいたとします。
この人が田中という名前でメルマガ登録した場合、件名や本文に

 

「田中様、登録ありがとうございます!」

 

などと入るわけです。
・・・距離、縮まるでしょうか。

 

 

一方、LINEステップですが、こちらも本名が使われているか分からないのは変わりありません。
ですが、1点大きく違うことがあります。
LINEステップはLINEのシステムと連携しているため、LINEステップの名前挿入機能で使用されるのは、

 

「登録者が普段使っているLINEアカウント名」

 

をシステムが引っ張ってきたものであり、

 

「登録者がイコール自分自身のことだという認識を持っている」

 

名前なのです。

 

LINEアカウントはメールと違い、基本的に1人1つしか持てません。
そのため、LINEステップによるLINEマガジンを受け取るのも必然的に普段使いのLINEアカウントということになります。

 

例え本名ではなくても、普段使っているLINEに自分が設定しているニックネームであれば、
主観的には本名と同じ、もしくは距離を縮めるという意味ではそれ以上の意味を持っていると言えます。

 

これが名前挿入のいう機能において、アスメルよりLINEステップが優れているとした理由です。

 

登録者確認機能、登録者個別対応機能

この2つは密接に関係していますので、まとめて扱うことにしますね。

 

どんな人が読者登録してくれているのか?
また、それぞれの登録者に対してどこまでアプローチ(メッセージ配信)したのか?は効率的な販売戦略を立て、運用していく上で非常に重要です。

 

アスメルは名前とメールアドレスだけでなく、住所やその他のフリー項目など、読者登録時に入力してもらった全ての情報を管理画面で確認し、
またエクセル出力することができます。
さらに、出身地や性別など、属性を絞り込んで送りたい属性にだけメール配信する機能も備えられています。

 

最大手のステップメール配信サービスだけあって、非常に充実した機能を持っているという印象ですね。
ただし、ここでも

 

「本当の情報を入力しているとは限らない」

 

という問題がつきまといます。

 

 

一方のLINEステップですが、登録者確認画面で確認できるのは名前とプロフィール画像、ステップ配信の状況と最新メッセージといったところです。
住所などはでてきませんので、ここだけ見るとアスメルより劣っていると思われるかもしれません。
しかし実際には、

 

「メルマガ登録時に正しい情報が入力されているか分からない」

 

ことを考えると、本来は非常に重要な性別、年齢、住所などの情報ですが、
ことメルマガ・LINEマガジン配信ではどこまでの意味を持つのか?という考えに到ります。
アスメルでは分からない、LINEプロフィール画像(自分の顔写真を載せている人も多いですよね)を見ることができますから、
そこを考えても一概に劣っているとは言えません。

 

 

そもそもの話ですが、メルマガないしLINEマガジンに登録してくれた時点で、相手は多少なりともあなたの発信する情報に興味を持っているユーザーと言えます。
それを考えると、大切なのは大雑把なグループ分けよりも、
見込み顧客を最終的に本当の顧客にまで持って行く、「より細かく深い」個別対応ではないでしょうか。

 

 

その観点でみると、LINEステップが圧倒的に優れています。
これは登録者確認画面にも表示されますが、登録者ごとに状況(「要対応(質問)」、要対応(クロージング)」、「未配信」など)を設定することができますし、
基本プラットフォームがLINEですから。個別の1対1トークも簡単に、気軽にできるのです。
また、タイムライン上で全登録者との個別やり取りを一覧表示することも可能です。
せっかく興味を持って問い合わせしてくれた人がいたのに見逃した、対応が遅れたなどということも少なくなるでしょう。

 

 

こういった意味で、これらの項目ではLINEステップの方が優れているという評価を付けています。

 

クリック率&開封率測定機能

いわゆる「コンバージョン測定機能」というやつです。
メッセージ内のリンクがどれだけクリックされたか、つまり読者の何%がこちらの意図する行動を取ってくれたかが分かります。
メルマガに限らず、ビジネス成功のカギはできるだけ詳細な分析と改善の繰り返しですから、その基礎となるデータを取ることは極めて重要です。

 

重要機能だけあって基本的には両者ともに備えられているのですが、アスメルは△にしています。
なぜかというと、アスメルのコンバージョン測定機能利用には条件があり、「HTMLメール」である必要があるからです。

 

メールには文字コードだけで作られた「テキストメール」と「HTMLメール」が存在します。
HTMLはWEBサイトでも使われる形式ですから、HTMLメールでは画像の使用や文字修飾なども可能です。

 

いいことづくめのように思えますが、テキストメールは受信側の環境を問わず読むことができるのに対し、
HTMLは対応していないメールソフトがあったり、受信側の設定で受信拒否される場合さえあります。
HTMLメールはWEBサイトと本質的に変わらない構造をしているため、悪意のあるプログラムを仕込むことが容易にできてしまうのです。
また、迷惑メールやスパムメールにHTMLメールが多いため、HTMLメールであるだけで迷惑メールフォルダに自動振り分けということも・・・。

 

一方、LINEメッセージにはテキストとHTMLという括りがありませんし、使うソフトが人によって違うわけでもなくLINE1本なので、
環境を問わず安定してコンバージョン測定することが可能です。

 

画像配信機能

機能自体に細かい説明は要らないでしょうが、これもアスメルは△にしています。
理由も同じ。「HTMLメール」でしか使えないからです。

 

画像の効果は言うまでもないですよね。文字だけのメッセージは飽きるし、どうしても伝えきれないニュアンスがありますから。
これが使えないとするとかなり不利です。

 

もう1点、HTMLメールと比較したとしても、LINEは元々写真や画像を気軽に送り共有できる設計になっていますから、
同じ画像でも表示され方、見え方の問題でLINEの方に軍配が上がると思います。
画像リンクにすることも可能で、1つの画像を1/4にエリア分けし、それぞれに違うリンクを仕込むようなことも可能です。
例えばですが、飲食店でメニュー画像を4つ並べて、各画像をクリックすればメニュー詳細に飛ぶ、なんてことができます。

 

ステップシナリオ分岐機能

個人的にイチオシの機能がこれです。とても面白く、可能性を感じます。
アスメルにはありませんが、中にはこの機能を備えているステップメール配信スタンドもあるようですね。
『ネット商人Pro S缶エディション』や『NEO』がそれです。

 

どういう機能かというと、ステップ配信する際はメッセージ配信のスケジュール(ストーリー)を決め、それに沿って自動配信していくわけです。
この途中に選択肢を仕込むことで、その回答に応じたより読者の属性に合ったストーリーに分岐させることができます。
簡単な例だと、「男か女か」を聞いて、女であれば女性対象のストーリーにするとか。アイデア次第で色々な活かし方があると思います。

 

心理学的な話になりますが、人間は2択を求められるとそのどちらかから選ばなければならない、という意識が働くそうです。本当は選ばないことも選択肢にあるのですが。
そういった意味で、悪用は厳禁ですが、ある程度読者の思考を誘導するような使い方も可能でしょう。

 

個人的見解が入りますが、この機能、LINEプラットフォームになった今こそ効果を発揮すると思います。
なぜなら、読者の選択に対する対応に即時性・連続性を持たせられるから。

 

メールの場合、いくらシナリオ分岐が可能といっても、それは「次のメールから」です。
選択後すぐに届くよう設定されていたとしても、一旦今のメールを閉じて、新しいメールを開いて、隅々まで読んで・・・。
どうしても「間」と「時間」が空き、「メール移動」の作業も入ってしまいますよね。こうなるとここでの離脱も多いのです。

 

一方、LINEであれば、分岐後のシナリオも同じ画面内で連続して流れます。ある種、一連の対話のような形にもできるわけです。

 

これは大きいと思いませんか?

 

場合によってはそこから自然な形で1対1トークにつなげて、一気にクロージングに進めてしまってもいいですね。

 

この機能に関しては、LINEステップ基本情報の紹介が終わったら、
随時実例も交えながらより有効な活用方法を考えていきたいと思っています。

 

本サイトのサイト名は『LINEステップ活用Navi』ですからね。
現在更新が追いついていませんが、本来、そのような検証及び情報提供をメインでやっていきたいのです(笑)

 

早くその段階に持っていけるよう、更新スピードを上げていかないといけないですね・・・。

 

スタンプ送信

これはまあ、今更説明するまでもないでしょうし、
有効性も良く分かっておられると思いますが、LINEですのでLINEスタンプも使えます。
アスメルその他のステップメール配信スタンドでは当然無理。

 

スタンプを使うべきかはケースバイケースですが、やはり基本的には有効です。
LINEに親しみやすさを感じさせ、心理障壁を下げている要因の1つはスタンプでしょうから。

 

1点、残念ながら使えるスタンプには限りがあります。
追加で無料取得や有料購入したスタンプは使えず、デフォルトのこいつらしか使えません。

 

LINEステップでできること
LINEステップでできること
LINEステップでできること
LINEステップでできること

 

LINEステップがどうこうというより、LINE@側の仕様の問題なので、改善はちょっと難しいかな・・・・

 

 

以上、早足で解説してきましたが、うまく伝わったでしょうか。
疑問点などありましたら遠慮なく、LINE@アカウントまでご連絡くださいね。

 

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ここまで読んでいただきありがとうございました!

 

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